講談社VRラボ

VR映画 耳に棲むもの

本作品は映画祭コンペティションに申し込み中につき、一般公開はしておりません。ご了承ください。

受賞歴
Ottawa International Animation Festival 2023 Best VR Awards
Kaohsiung Film Festival XR Dreamland Official Selection
Beyond the Frame Festival 2023 Official Selection
Lumiere Japan Awards 2023 Special Award
2023アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA  ADAA大賞・経済産業大臣賞 (一般カテゴリー/エンターテインメント(産業応用)部門)
The 29th ifva Awards – Media Arts Category Silver Award
Cinequest Film Festival 2024- Cinequest Award Winner
ANIFILM 2024 – Official Selection

あらすじ

孤独な少年の耳に棲むものとは? そしてなぜ少年の耳に⁉︎

その少年は、毎日土を掘っては、そこで見つけたものをクッキー缶の中に集めていた。そして少年のノートには、彼の人生と、拾い集めた物たちが発する孤独な声たちが記録されていた。そんな彼の耳の奥には、4 人の音楽隊と、レース状の偕老同穴に住む2 匹のエビが住んでいた。彼らは、少年が涙を流すたびに演奏とダンスをして少年を励ましてくれた。彼はお礼に、拾ったものが入ったクッキー缶を振る。そうやって少年は成長していった。

成人した少年は補聴器を売るセールスマンになり、孤独な声を拾い集めることも

涙を流すこともなくなっていた。ある日、彼はTVのニュース で見た、日系人強制収容所で見つかった手製の小鳥のブローチに魅了され、少年の頃を思い出し、再び孤独な声たちを拾い集める旅に出る。そこで彼が出会ったものは…?

【監督 山村浩二(ヤマムラコウジ)について】

『頭山』(02)が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー最高賞はじめ、6つのグランプリを受賞、長編『幾多の北』(21)がアヌシー最高賞、映画祭受賞は130を超える。紫綬褒章受章。東京藝術大学教授。

作品に対するコメント:
VRも3DCG表現も初挑戦ですが、小川洋子さんと私の世界観を融合させ、360度映像の特性を活かしたVRでしか体験できない新しい映像が誕生しました。時空を超えた記憶と自己の深淵への旅をお楽しみください。

【原作者 小川洋子(オガワヨウコ)について】


1962年 岡山市生まれ 早稲田大学第一文学部文芸科卒
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。
主な著書「妊娠カレンダー」、「博士の愛した数式」、「密やかな結晶」、「ことり」、「掌に眠る舞台」など。最新刊はエッセイ集「からだの美」(文藝春秋社刊)

【原作 小川洋子 作品に対するコメント】

自分で意識したわけではないですが、どんな国籍のどんな思想を持った人にも、どんな年齢の人にも、あらゆる人に普遍的なメッセージを持った作品だと思います。見た人にとっての世界がここにあります。ここに私たちが込めた共通のメッセージを受け取ってくださいと言うのではなくて、見た方一人一人の耳の奥に潜んでいるその人にとっての大事な記憶を蘇らせて、自分が抱えているどうしようもない孤独というものとひととき向き合って、それを肯定できるような作品であって欲しいなと思います。

【主役 岡田将生(オカダマサキ)について】

1989年8月15日生まれ、東京都出身。
近年の出演作に映画『Arc アーク』(21′) 『ドライブ・マイ・カー』(21′)『CUBE 一度入ったら、最後』(21′)ドラマ 大豆田とわ子と三人の元夫(21′)『 ザ・トラベルナース 』(22′) 舞台『物語なき、この世界。」(21′)『ガラスの動物園』 (21′)などがある 。7月7日には映画『一秒先の彼』、10月13日には映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の公開を控える。 また、ナレーションを務める「SWITCHインタビュー達人達」(Eテレ)は毎週金曜放送

声の出演
男:岡田将生
少年:川口調

監督:山村浩二
原作:小川洋子
脚本:小川洋子・山村浩二
プロデューサー:石丸健二
エグゼクティブプロデューサー:野間省伸
音響監督:太田昌孝
音楽:上野耕路
CGディレクター:Gee Yeung
リードUnityエンジニア:Jorge Pedrero Reyna
ラインプロデュサー:鹿野由美子
プロダクションマネージャー:玉那覇優衣
企画・制作:講談社VRラボ

TOP